onthewavesのコードスニペット

SwiftやObjective-Cを中心にiPhoneアプリ開発に関するコードスニペットを書きます。

コードスニペット(Carthageインストール、設定編)

Carthageインストールと設定のコードスニペット

ゴール

Alamofire(通信用ライブラリ)を利用できるようにする。

手順

  1. Carthageのダウンロードとインストール
  2. 外部ライブラリの導入
  3. プロジェクトに外部ライブラリを追加

1.Carthageのダウンロードとインストール

以下、ターミナルからコマンドを入力する。 インストール済みの方は、飛ばしてください。

1.1. Homebrewの導入

ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
brew update

1.2. Carthageの導入

brew install carthage

2.外部ライブラリの導入

以下、ターミナルからコマンドを入力する。

2.1. ライブラリを導入したいプロジェクトのディレクトリへ移動

2.2. Cartfileを作成

vim Cartfile

2.3. 外部ライブラリの追加 今回は、Alamofireというライブラリを追加する

github "Alamofire/Alamofire"

2.4. 外部ライブラリをビルド

carthage update --platform iOS

上記まで進むと、Buildディレクトリ配下にフレームワークが作られる。 /Carthage/Build/iOS/Alamofire.framework

f:id:onthewaves:20151206152515p:plain

3.プロジェクトに外部ライブラリを追加

3.1. Buil Phasesタブから、「Linked Frameworks and Library」にある+ボタンを押す

f:id:onthewaves:20151206152821p:plain

3.2. 「Add Other...」を選択する

f:id:onthewaves:20151206152834p:plain

3.3. プロジェクトのディレクトリ内から、Carthage/Build/iOSと移動し、ライブラリの.frameworkファイルを選択する

f:id:onthewaves:20151206152856p:plain

3.4. Build Phasesタブに移動し、+ボタンから、「New Run Script Phase」を選択する

f:id:onthewaves:20151206152921p:plain

3.5. Shell」の下にある黒い部分に以下のコマンドを記述します。

/usr/local/bin/carthage copy-frameworks

f:id:onthewaves:20151206152939p:plain

3.6. 「input Files」にて+ボタンを押し、以下のようにframeworkの情報を記述する

$(SRCROOT)/Carthage/Build/iOS/Alamofire.framework 

f:id:onthewaves:20151206153019p:plain

さいごに

あとは、「import Alamofire」すれば利用可能です。